自分が間違っていた、自分が悪い、と思うようにした方が楽だ。
わたしは間違ってなかったのに、わたしは正しかったのに、と思う方がつらい。

今日も昼の仕事は楽しかった。
夜の仕事はつらかったけどなんとか終わって、今この時間に家にいることが出来てる。
また恋愛のことを考えていた。
悔しさなのかなんなのかわからなくなってしまった。
うらやましいと思っていることは確か。
わたしがそこにいたかった。

帰りの車の中で、iPodをシャッフルで聞いていて、聴いたことのない素敵な音楽が流れてきて、嬉しかった。
音量をいつもの倍くらいにして、窓をあけて、聴いた。
工場の仕事が終わるのは24時過ぎなんだけど、この時間はもう肌寒い。秋だなと思う。
こないだまでは涼しいって感じだったんだけど、今日は肌寒かった。
車の中でその音楽を聴いていたら、わたしの好きなホームページが浮かんできたので少し不思議だった。
女のひとの歌声のせいかもしれない。よくわからないけど。
でも、とにかく、その音楽を聴いていたら、良い気分になった。


天真爛漫な女の子に引っ張られてどうにかなってしまいたい男のひとの気持ちがわかってしまってすごく悲しい。

猫が大きなタンスの一番上までジャンプして登った。
これを見るのは2回目で、1回目は人とスカイプで話しているときだった。
その人のことを考えた。
好きなひとに好きだということはすごく素敵なことだと思っていたけど、違うのかもしれない。
好きなひとっていうのは恋愛だけじゃなく、人だけじゃなく、作ったものに対しても、
もっと慎重になった方がいいのかもしれない。
自分の影響力をもっと考えた方がいい。
昼の仕事が楽しかった。
久しぶりに白いシャツを着たんだけど、サイズが大きくて、休憩中のコックさんのようだった。
格好悪くて早く帰りたかった。
無地のシャツだったので、左胸にかわいいピンバッチを付けた。
本当は青いうさぎのブローチを付けたかったんだけど、出かけるときに見つからなかった。
部屋が散らかっているせい。
ピンバッチの針は思っていたより太くてシャツに穴があいた。

ここまで書いて眠っていた。

工場が終わって帰ってきてから、SNSで仲良くしてる女の子とスカイプでおしゃべりした。

楽しかった。
その子とは何度か話したことはあったけど、ふたりだけで話すのは始めてだったから最初は少し緊張した。
でも結局一時間以上しゃべっていた。
工場が終わると、気分はかなり暗くなって、どーんとしてることが多く、今日ももれなくそうだったんだけど、
その子と話したおかげで元気になった。
落ち込む暇がなかった。

色々考えたんだけど忘れてしまった。


Sep 17  9:27
突然の雨にびっくりするカラス

Sep 17  9:56
わたしは今白いシャツを着ているんだけど、サイズが大きく、ぶかぶかなので、変だ。

Sep 17  11:56
不幸になればいいのに

Sep 17  13:35
死体を見つけたひと、すごく嬉しそう。

Sep 17  13:38
本を読んでる間は、ケータイをいじることもしないし、余計なことを考えなくていいので、素晴らしいな。

Sep 17  18:56
ひろせさんにメールした。

Sep 18  0:54
いずれ通る道のような感じで、今考えないようにして大丈夫になったとしても、
そのまま時間が過ぎてああほんとうにわたしは大丈夫になったんだなと思ってたとこにふっと考えがやってきて、そしたらせっかくここまできたのに、大丈夫じゃなくなって、ふりだしに戻るんだよ。
ふりだしだよ。こわいよ。


以上が今日のメモ



昨日工場を休んで、いつもよりだいぶ早く眠ったので、今朝は早く目が覚めた。

朝ごはんを食べてから、高野文子の黄色い本を読んだ。

それから、ずっと前に買ったまま読まずに置いておいた小説を読み始めた。
小説を読むのはすごくひさしぶりなので胸がどきどきしている。
ここじゃないどこかに連れて行ってくれることを期待しているのかもしれない。
父親が海外旅行から帰ってきた。
お土産に、缶に入った豆をたくさん買ってきてくれた。
たくさんある。
「こんなにあるから、誰か、友達とかにあげていいよ」とお父さんは言ったけれど、
わたしには近くに住んでる友達がいないので、
「友達いないからいいよ」と答えた。
お父さんは「え?」と聞き返えしたけど、聞こえていたはず。
わたしは聞こえないふりをして「おやすみなさい」と言った。

わたしは全部間違えたと思う。

この気持ちとどうやって付き合っていけばいいかわからない。
どうやって乗り越えていくんだろう。わからない。

原宿に行くと、なんでもありだなと思う。
好きな服を好きなように着て、みんな楽しそうだ。
わたしも好きな服を好きなように着てみようという気持ちになる。
髪の毛も好きな色に染めていいし、ピアスもタトゥーも「ふつう」なんだ、楽しそうだ。


もうわたしは一生自撮りなんてしない。
それをインターネットにアップすることもしない。
わたしは色んなことを、もう一生しないって決めてる。
でもそれは、守られないんだろうな。
色んなことが守られない。

頭が割れるように痛いので工場を休んだ。
少し強い音を聞いただけで割れてしまいそうになる。
外灯もまぶしくて、目の上を棒でぐりぐりされてそのまま脳みそまでぐりぐりされてるみたいになる。
おでこの真ん中らへんの脳みそがぎゅうぎゅうと誰かに絞られてるような感じがする。
歩くたびに苦しい。
お母さんと話す余裕はある。運転もできる。ケータイもいじれる。
お客さんに話しかけられたら笑顔で答えることも出来る。
でも痛い。
工場を休むとみんなに迷惑がかかる。
わたしがする仕事を誰か他のひとがするんだ。
わたしが休みだから今日はこの仕事はやりません、ということがない。
申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
無理をすれば働ける。
休んでいいラインがわからない。
結局、もうどうにでもなってしまえと思って、休んでしまった。
罪悪感でいっぱいだけど、知るかと思った。


椅子に座ったまま、頭を背もたれにのせて上を向いて目をつむった。
首が伸びて気持ちがいい。
一瞬夢を見た。
頭の後ろにたくさんの文字があって、それは本の一頁なのかもしれない、それが勢いよく流れて行った。
文字が流れるというのがどういうものだかわからないけど、シュンシュン流れ星のように、流れて飛んで行ってしまった。


頭痛いし、眠いしで、なにがなんだかわからないな。
考えたくないことから、遠いところのことを考えると、気持ちが少し楽になることがわかった。
だから宇宙のことを考えるのが好きなんだ。恐竜が好きなのもそのせいなのかもしれない。

お母さんに「引っ越そうかな」と冗談っぽく言ってみた。
引っ越そうかな。家出ようかな。

自分から遠いところのことを考えようとしてるのかもしれないけど…


「必要なのだよ。なにもかも。あなたに訪れるすべての感情は。」という文章を、インターネットで見た。
明日のこともわからない。

昨日は、工場から帰ってきてから、リビングでブログを書いた。
そのままソファの上で寝てしまった。
朝になって家族が起きてきて、それから自分の部屋で眠りなおした。
少し寝て、ベッドの上で30分くらいぼうっとしていた。
朝だったからそんなに暑くなかった。机の上で三毛猫が眠っているのを見てた。
カーテンを開けたまま眠っていたので、朝日がまぶしかった。
やっぱり恋愛のことを考えていたんだけど、穏やかな時間だった。


今日は、一歩も家の外に出なかった。
パソコンでかわいい服とアクセサリーを見て、途中ソファで眠った。
それで一日が終わってしまった。

簡単に壊れてなくなってしまうことを知った。
初めからなかったものなんだから、無くても平気だとか、そういうふうに思うことでしか自分を保てない。

今日は、家に帰ったら日記を書こうと決めていた。
このブログの存在を忘れかけていた。
書いて何かが変わればいいと思ったし、今もそう思っている。

工場で働いてきた。
最近は慣れてきたので仕事中は仕事以外のことを考えている。
今日は恋愛のことを考えていた。
今までしてきた全部が間違いだったように思えて、とても苦しかった。

前にSNSで「男はクソだ」ばかり言っていたら、会ったことのない男の人から「あなたがクソなだけじゃないかな」と言われた。
その時は、なんでそんなこと知らない人に言われなきゃならないんだと思ったけど、今は本当にその通りだって思う。
悲しい。
クソがなんだかわからないけど、わたしは正しくはない。
だけど、正しいことばかり選べないよ。わからないけど。
何が正解だったかわからない、わかるような気もするけど、その正解のように行動するのはほんと無理。無理無理。どっちにしろ無理だった。
さっきはそんなふうには思えなかったけど、今これを書いてて無理だと思った。

わたしはきっと誰かを傷つけた。

今はそれがつらい。